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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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未熟でもアーテイスト<研究所レベル> 08/3/4(火)
   皆さんの中には、段々上手くなってアーテイストになると、考えている人はいるだろうか?  技術的にも、考え方でも低レベルなので、勉強してアーテイストになるのだという考え方である。

   もし、そういう風に考えている人がいたら、間違いである。それは、一般的な考え方に他ならない。
   一般的には、物事は段々となっていくと考えるので、アーテイストになるにも、段々となっていくという考え方が主流であろう。一般とは、そういうもので、誰にでも資格があり、努力によってある地位を獲得するという考え方をする。そのほうが分かりやすいし、特殊性を排除できるからである。

   特殊性を考慮すると、努力とか、努力することの意義とか、人間関係おける調和とか、一般社会での道徳観念、人生における理念の基準などが乱されるからである。それは、平均点を重視する世界では、極めて都合が悪い。

   皆、一つの基準に沿った考え方をしようとする。そのほうが、共同社会生活を円滑に進行しやすいからである。

   しかし、絵の世界では違う。もっと広げると、芸術の世界では違うということになる。芸術の世界では、この場合、初めからアーテイストであるとする考え方が主流となる。

   ここで、お断りであるが、芸術というと今の時代、重たい。芸術を語るに相応しい場に譲るとして、ここでは、アートと呼び、アーテイストと呼びたい。
   これにも、問題があって、広範囲過ぎて、軽いものも含まれてしまうが、今風、芸術、芸術家という意味だけで、アート、アーテイストという言葉を使うので、それを、踏まえて貰いたい。

   さて、アーテイストというのは、その人物そのものも含んだ職業的名称である。そんな限定のある職業は、他にない。なぜなら、アーテイストとは、真実の探求者であり、魂の放浪者でもある。それ自体がアートであり、それに具体的な職業的意識が加わりアーテイストとなるからである。

   つまり、初めに精神的なものがあり、後に、絵などの具体的性を身に纏うという
ことである。そういう順番になる。絵の世界は、言うに及ばず芸術全般の考え方である。
   
   これを、踏まえると何が言えるかというと、未熟でもアーテイストであると、今回のテーマそのままの話しになる。

   アーテイストとは、特殊な人間である。
一般社会において、一般レベルで手に負えないと、世間では、「あの人は、芸術家だから」と言って、問題から逃げる言い方をする。
   この言い方には、多分に懐疑的ではあるが、当たっている面も否定できない。

確かに、アーテイストは区別されるべきであろうと私は思う。人間社会構造で言えば、アーテイストは、水先案内人である。人類の文化の行き先を決定することを生業としているのが、アーテイストである。

   したがって、一般レベルの常識とか、考え方がアーテイストには、全く不要であるのは、お分かりであろう。

   そういった、特殊な人間が、努力でなるというのが、そもそもおかしな話しである。一つの職業ではあるが、初めからその傾向があった人間がなると、考えたほうが自然ではないか。なるべくして、なったと考えるほうが、説明がつくと考えるが、どうであろうか。
   
アーテイストは初めからアーテイスト。未熟でもアーテイストはアーテイストである。
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