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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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マッチ一本の話<エピソード>‘08/3/1(土)
   昔は、マッチというものがあった。

マッチが、昔話になろうとは、私も思わなかったが、私よりご年配の方の思いやいかに。

   今は、百円ライターがあるので、タバコを吸う時は、専らこれである。この百円ライターも、今や百円で売っているところは珍しい。タバコをワンカートン買うとタダで付いてくるし、同じものを売っていても、三十円か、四十円ぐらいである。

   百円で売っているものは、もっと凝った装飾をしている。百円ライターの歴史の移り変わりも早い。
   
   この前、どこの店だったか忘れたが、マッチ箱をくれた。とても懐かしい。二十代の頃、タバコの本数と、マッチの本数の管理をしなければならなかった。タバコがあっても、マッチが切れることがある。当然、タバコを吸えない。誰かいる時はいいが、一人の時は困る。

   マッチを擦ると、最初は硫黄の臭いがする。だから、タバコを吸う時は、一呼吸置く。その一呼吸に、人によって色々な癖が出る。マッチと反対方向に首を傾げる者、首はそのままで、マッチを少し離す者、その一瞬、お決まりのポーズをとる者、色々である。

   その仕草によって、かっての友人たちを思い出す。私は、少しマッチを離すほうかな。喫茶店のマッチは、私が学生時代は、マッチの軸が紙のものが多かった。徳用マッチは、木。木も紙も燃え方は同じようなものだが、紙のほうが、ちょっと短い。だから、ポーズをとる者は忙しい。どちらも、硫黄の臭いはする。マッチだから。
   

   今、思うにマッチ一本に、青春の光を見ていたというと、大袈裟か。
百円ライターは、付けっぱなしにすると、熱いだけである。マッチは、線香花火に似ていて、はかない。
   
   焦燥と倦怠、情熱と熱情、怠惰と惰性、様々な思いを胸に感じつつ過ごした、わが青春時代。そんな時代であった。
   マッチは、まさにピッタリであったように思う。
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