FC2ブログ
アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最近のコメント

FC2カウンター

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

フリーエリア

にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ

RSSフィード

子供は、途中から描けない <キッズコース> ‘08/2/14(木)
   絵を描く時、何かを見て描くのではなく、頭に浮かんだものを描いたとする。つまり、子供で、いえば自由画である。最初にイメージがあって、それを描く。

   これを、ちょっと複雑にしたとする。

Aという子に、最初に絵を描かせる。途中からBに続きを描かせる。また、途中からCに続きをというように、順番に引き継ぎながら描く。
   絵のリレーである。アートの世界では、コラボレーションというが、これを実際に、子供にやってもらおうとしたことがある。

   結果は、うまくいかなかった。二人目の子が、前の子の絵を引き継げなかった。最初でこけたのである。私は皆で出来る絵の、共同作業の面白さを、知って貰おうと考えたのであるが、計算違いであった。

   中には引き継げる子もいるのだが、出来ない子の方が圧倒的に多い。引き継げる子は、普段からアイデアの浮かぶ子であった。だから、他の子はアイデアが浮かばないことになる。

   これは、どうしたことか?

子供の頭の中にある、発想について考える必要がありそうだ。
   絵を引き継ぐとは、前に描いた子の絵から始めなければならない。前に描いた子の横にその子の絵を描いたのでは、寄せ描きになってしまう。だから、これは、前の子のイメージを引き継げるかという問題になる。

   これが、出来ないということは、多くの子供の頭の中のイメージは、単体であり、他のイメージの影響は受けないということが、考えられる。影響を受けるのであれば、始めに持っていたイメージは変化し、状況に応じられる。つまり、他の子のイメージを引き継げることになる。

   イメージは、発想によって頭の中に浮かび上がる。そのイメージは、また発想によって変化する。もっと砕くと、イメージには、元が必要なので、いくつかのパターンが頭の中に仕舞い込まれていて、発想によって、組み合わされ、イメージとして浮かび上がる。その最初に浮かび上がったイメージが、それ以上の発想をするか、それ以上変化するかという問題である。

   考えるに、普通の子が、頭に浮かんだイメージをもう一回変化させる必要はない。
   自由に絵を描いていいといわれれば、頭の中のイメージで絵は、描けるし、他の絵を描くなら、別のパターンで、改めて描けばいい。イメージは単体で十分で、それ以上の複雑さは、必要としてないということであろう。

   私は、作業の順番を間違えたのである。イメージを変化させないと描けない練習をしてから、絵のリレーをすべきであった。

   イメージを変化させないと描けない練習とは、自由に絵を描かせてから、途中から、こう描きなさいと指示する。子供は、予定が変わるから嫌がるが、少なくとも、自分のイメージの変更なので、出来そうである。
   それを、繰り返すと、頭の中が柔軟になり、最初のイメージを変化させる術を覚える。

   子供は、原型なので、大人なら訳もなくしていることを、子供は、それこそ発展途上なので、本人にはとても難しいことがある。
   私は、その基本的なことを、子供から教わった。子供の絵について、色々、知っているつもりであったが、また、勉強になりました。本当!

スポンサーサイト




この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://art21japantaya.blog121.fc2.com/tb.php/225-4d04e961
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)