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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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服を描く <高齢者のための絵画指導・入門編>
   手足を描いたので、今度は、服を描くということです。絵の練習としてそれぞれのパーツごとに描くのは、いい練習になります。

   この場合、着ている状態の服です。中身が入ってないと意味がありません。中身が入っているということは、自分のは、描きずらいですよね。さて、どうしましょうか。
   ご家族がいれば、ご家族をと言いたいのですが、これが、結構、協力してくれないものです。ヘタにおねだりされても、つまりません。

   ここは、一つ、外に出掛けてみましょう。持ち物は、鉛筆と簡易鉛筆削り、又は、シャープペンシルでもいいですが、シャーペンは、ちょっと力を入れると、すぐ折れるので、使い方には、注意が必要です。それと、消しゴム、小さめのスケッチブック。それに、色鉛筆があると、よりベストです。

   絵の練習は、本当は大きめのスケッチブックが、いいのですが、大きいと目立ちます。これは、初心者には、恥ずかしいですよね。

   さて、帽子を被って出掛けましょう。帽子は、大事です。どこで描くか分かりません。日向ということもありえます。また、描いている目線を隠せるので、便利です。

   どこに、行きましょうか。とりあえず公園ですね。公園のベンチに座って網を張りましょう。人がいなければ、木でも描いて待ちましょう。なかなか、来ません。ついでに風景を描いてみますか。この時間つぶしで描く絵というものは、肩の力が抜けていて、いい感じになることが、多いです。だから、実は、一石二鳥なんです。

   さあ、現れました。子供を抱いた、おかーさんです。お腹の大きい妊婦さんでなくて良かった。妊婦さんでは、あまり勉強になりませんね。なぜかというと、妊婦さんは、お腹に子供がいるので、背筋が伸びてしまい、後ろに反り返ったように歩きますよね、外股で。そのため、着ている服もどこか不自然になるし、ついでに、中身も勉強したいという狙いが、難しくなる。

   今回の標的は、自然な表情なので、女性なら普通の状態がいいですね。女性が普通の状態なら着ている服も、普通に自然なわけですから。

   子供を下に下ろしています。動きが止まるのを待ちましょう。さあ、突っ立っています。そのまま動かないで。
   当然ですが、服だけを描くのでは、ありません。全体を描きます。ゆっくり描かないで下さい。動いてしまいますよ。失敗したら、すぐ、脇に描きましょう。余白がなくなったら、次のページ。消しゴムは、用意しましたが、基本的には、スケッチに消しゴムは、使いません。

   あまり、細かい所にとらわれずに、どんどん描きましょう。そうです。そうです。あっ!しゃがみこんでしまいました。それじゃ、しゃがみこんでいる所を、描きましょう。

   さて、こうやって、公園にいると、子供連れのおかーさん達が集まってくる時間は、大体同じ時間なのが、分かります。一番多いのは、やはり、午後3時過ぎでしょうか。午前中は、家事がありますので、やはり、午後でしょう。

   また、昼どきは、サラリーマンが、お弁当を食べたりすることもあり、ネクタイ姿を描くいいチャンスかもしれません。

   たまに、覗きに来る子供や親御さんがいます。「ほら、見てごらん。上手だね」と言って、チェックされます。これも、何度か通っているうちに、先方も気にしなくなります。地域の交流の場ですから、交流しましょう。ご愛嬌です。
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