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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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花の描き方 <高齢者のための絵画指導・入門編> |
花にも大小がありますが、描き方としては、まず、花から描きましょう。ハガキサイズでも、スケッチブックサイズでも、花の位置を決めることが、先決です。花が主ですから、そうなります。 葉っぱがあれば、葉っぱを描きます。葉っぱがなければ、茎になりますが、大抵、重なるように、伸びていますので、その重なり具合が、描きどころです。
花を描く時の注意点は、その、向いている方向です。あっち向き、こっち向き、が普通ですので、その状態で描きますが、ポイントは、各、花の中心が、どっちを、向いているかです。それが、画面全体の花の表情を出しますので、良く見て描いて下さい。
続いて、花びらですが、チューリップや、バラのような花は、花びらの外側が、花弁を包むように、咲きますが、普通の花は、花びらの内側を見せて咲きます。この特徴を覚えて置いて下さい。また、花びらの、数です。今の時期だと、コスモスですが、花びらは、八つです。花びらの内側を見せて咲きます。
花びらの内側と外側では、内側のほうが、色が濃い。これも、覚えておきましょう。 花びらの形もあります。それぞれの花は、微妙に違います。花の好きな人は、そのことを、よくご存知だと思いますが、花は、一つ一つに表情や、違いがありますので、まず、観察することから、始めるのが、いいでしょう。
さて、コスモスを三本描いたとします。画面に花の位置を決めます。画面タテ半分より、少し上がいいでしょう。正面を向いているなら、丸円でいいですが、少し横向きは、楕円であらわします。花の中心が、どっちに、向いているかで、上向き、横向き、下向きの楕円になります。中には、後ろ向きというのも、ありますが、やはり楕円で、描きましょう。
コスモスも横向きだと、手前の花びらは、花びらの外側、向こう側に、花びらの内側が見え、それを描き分けることになります。少しややっこしいかもしれませんが、よく、見て丁寧に描きましょう。それが、花の表情となります。
花にも、ガーベラのような、花びらが、八重のものもありますが、丸円もしくは、楕円を、内側・外側というふうに、増やせばいいのです。
花も表情豊かですが、葉っぱも負けません。普通、花の数より葉っぱの数の方が多いですよね。だから、葉っぱの表情もおろそかにできません。また、葉っぱは、花よりあっち向き、こっち向きが激しいので、その向きを、丁寧に追いましょう。ただ、数が、多すぎる場合は、描ける範囲の数でいいのです。
花は丁寧に描きましょう。ちょっと、雑に描くと、他の花になってしまう、とも限りません。そして、色塗りも丁寧に。水彩なら、濃く描くことは、避けなければなりません。せっかくの花がガチガチになってしまいます。
あと、白い花を描くときは、周り(背景)を、薄い色で囲むように色付けすると、白が活きます。
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