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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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途中で迷い出したら <大人コース(中・上級)レベル> |
さて、制作途中で、どうしようかと、迷い出したら、どうするか?
それは、、休憩の合図と知るべし。 絵の連続作業時間ともいえる持ち時間は、おのずからから決まる。迷うとは、こういった生理的なものだと、私は思っている。 迷い出したことに、戸惑ってはいけない。描いている人間は生身である。当然、生理的必然は付いてまわる。それより、十分脳を休めよう。 リラックスすることで、脳細胞の回復を待つぐらいが、いい。 人間の脳は、考えることにしろ、感じることにしろ、脳細胞を酷使する。脳細胞は、その都度、死滅するらしい。 これは、私の実感であるが、アイデアを考え続けると、どこかで、プツッと浮かばなくなる。「考える」細胞の数が足りなくなったのだと、理解する。 迷うとは、そもそも冴えてない状況であり、制作中に、冴えているのは、あっても、ほとんど、瞬間である。冴えている時は、どうやっても、冴えているものである。したがって、冴えてる時より、冴えてない時にどうするかが、課題となる。 私もそうだが、いつも、冴えてるわけではない。むしろ、冴えてないほうが、圧倒的に多い。それが、制作しているうちに、段々調子を出すのである。しかし、もともと、冴えてないので、何かあると、ドスンと、行き詰る。迷うのである。 休憩して、すぐ、回復することもあるが、そうでないこともある。そうでない時は、「こうしてみよう」と思うまで、制作は開始しない。 大事なのは、事態を客観的に見ることである。冷静に見れるように、脳細胞の死滅といっている。脳細胞が死滅しているのであれば、何をしても、無駄なのは、お分かりだろう。 疲れたら休憩すればいい。迷ったら休憩すればいい。制作は、急ぐ必要はないのである。脳細胞が復活すれば、アイデアも浮かぶと信じよう。「こうしてみよう」と思いつき、また、描き始めるのが、制作というものである。 また、第三者の、意見を聞くのも、手である。先生でなくとも、絵の仲間、家族でもいい。ヒントになれば、いいので、人を選らばずである。 もし、それでも、しょっちゅう、迷うようなら、制作そのものに問題があるかもしれない。本当に、描きたいものを、選んだか、検討する必要がある。 案外、そういうこともある。
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