絵を描き続けるための、三要素である。これに、しいて、もう一つ付け加えるとしたら、才能である。
実際、才能ほど、あやふやなものはない。あると思えばある。ないと思えばない。本人次第である。才能があったからといって、明るい未来は来ない。才能はなんの保障もしてくれない。ただ、言えることは、続けていくための理由であろう。
絵を描き続けるための、体力と気力と金力、そして理由ということなんだろう。
自分の中を掘って、何も出てこない事を、才能がないという。これでは、何年も続けることは、不可能だ。続ける理由がない。好きというだけでは、プロの世界では、通用しない。
私の最近知り合った絵の友人で、Oさんがいる。「俺は、天才なんだ」と初めて会った時に言った。面白い男だと思った。私もかって、同じような事を言ったことがある。「天才に会いたければ、目の前にいる」と言った。
いまでは、大テレであるが、そのぐらいの気持ちは、持ちたい。自分を元気に出来なければ、絵は続かない。
実際、体力低下が心配だし、当然、体力と気力は抱き合わせであるし、金力はもっと心配。無事なのは、才能だけか。
ここで、先ほどの言葉、 「才能は、何の保障もしない」 やってられませんね。
そこで、一句、
「絵には、不安(フアン)がつき物」 そういうこと。
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