私の涙腺は我慢がきかない。ありとあらゆる場面で、悩みのタネとなっている。
泣き虫というのとは、異にしている。感動のドラマとかに、やたら反応するのである。
一例を挙げると、つい最近、西船の内科の待合室にいた。午後一であったので、まだ、だれも来てない。大きなテレビにビデオが流れている。見たことがある。ウッピー・ゴールドなんとかが主役で、マフィアに追われて尼僧(シスター)になりすまし、仲間のシスターを助け、助けられてうんたらかんたらのストーリーであるが、ラストで涙腺をやたら刺激する。
丁度、折り悪く、ラストが近かった。涙腺が反応しかけた。まずいでしょう。待合室のテレビを見て、涙する男がいるなど、受付にチョコンと座っている看護士さんもビックリです。ソウソウに席を移した。
わが涙腺は、お昼のメロドラマだろうが、何だろうが、手当たりしだいに反応する。まるで、節操がない。従って、私の意思を反映しない。私は私、涙腺は涙腺なのである。問題は人に見られないこと。それで、夜、ひとり、テレビを見ることが多い。何が起こっても、安心だから。
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