FC2ブログ
アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最近のコメント

FC2カウンター

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

フリーエリア

にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ にほんブログ村 美術ブログへ

RSSフィード

画面を知る-1/2   <研究所レベル> 
   今週、火曜から金曜までは、久しぶりになるが、研究所レベルを書きます。よろしくご愛読を
  
   画面といわれても、なんのことと思うかもしれないが、四角い画面の中には、秘密がある。

   もっと、正確にいえば、人間の目に、その秘密がある。
人間の目は、あまり優秀に出来てない。例えば、新聞の中に載っている写真である。
   あれは、ルーペで見れば分かるが、点の集まりである。それが、なぜ、人の顔や、風景になるかといえば、点の集まりを縮小していくうちに、人間の目の限界値を超えると、点は判別できなくなり、その集合の特徴を捉えることとなる。
   新聞の中に載っている写真は、その人間の目の限度を利用して、作られている。
   もっと、優秀な目を持っていたら、どんなに縮小しても、点は点として判別するだろう。

   さて、四角い画面であるが、これを、見る人間の目には、傾向がある。これも、また優秀でないためでは、なかろうかと思われるのだが、四角い画面を、なぜか人間は、均一に見れないのである。均一に見れないので、その傾向を知る、つまり、画面を知る、という話しになるのである。
   この傾向を利用して描くのが、絵ということになる。

わが、師匠の映周先生は、「画面の右は左より重たい」と言っていた。確かにそうである。「画面の上部にポイントを置き、下は抜け」とも言っていた。
   つまり、画面上部は、下部より重要であるということである。これも、確かにそうである。

   これに、私の経験をプラスすると、画面、右部と上部は、華やかさを司る。画面左部と下部は、ボリュームを司る。となる。画面の上下左右にはそれぞれの役割がある。

   また、画面を、人間が見るときに、自然と右から左に、上から下に、見る傾向がある。私の友人で、「書」から現代美術の世界に入ってきた人がいるが、この人は左から見るといっていたので、驚いた。「書」では、そうであるらしい。これは、クセの一種と考える。

   画面には、目の通り道がある。これは覚えててほしい。したがって、その通り道に沿って絵を構成するという作業が発生する。この目の流れに、上下左右の役割が絡むというわけである。

   また、これも不思議な話しだが、画面にはツボがある。画面を強くするためには、ツボを抑えるのが、重要となる。これを、デッサンというのだろうか、とも思うのだがハッキリとは、分からない。
  
   いずれにしても、人間の目の歪みともいえる、画面の、非均一性を知ることが、画面を知ることになるのは、皮肉な話しである。
スポンサーサイト




この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://art21japantaya.blog121.fc2.com/tb.php/118-b177cacd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)