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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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四歳の天才児 <キッズコース>                  

   大体、四歳から、なんとか絵になる。正確には、四歳半である。


それ以前は、絵というよりも、グチャグチャなもの、と言う方が当たっている。形に対する認識が出来ないのだと、私は考えている。子供の絵の教室が、おそらく全部が、四歳からを、指導最低年齢としているのは、こういった、事情からと、考える。


   わが教室でも、四歳からであり、<下(しも)>のことも含めて、四歳児からとしている。  この年齢は、成長が非常に早い。小学生の比ではない。四歳になったばかりのグチャグチャな絵が、アッという間に形を認識する。一ヶ月単位で成長していく。驚くべきスピードで、成長する。  グチャグチャな絵が、ある日、人となり、花となる。それが、四歳半である。    


   四歳半でやっと、他の人が見て、何を描いたのか、確認できる。ところが、たまに、とんでもなく、成長が早い子供がいる。名をH君といい、今でもわが教室に通っている男の子である。


   H君は、四歳半で私の出したメニューを嫌がった。四歳児用のメニューとは、形の認識の促進。つまり、バナナとか、オレンジとか、りんごを描く。教室モチーフのイミテーションのバナナとか、オレンジとかの形を、描かせるということ。  


   彼は、すでに、馬鹿にしていて、何か見て描くなら、好きなようにしていいかと、尋ねてきた。私が了解すると、小学生用の、動物の写真集を取り出し、描き写し始めた。四歳半で写真を描き写すのである。そんな四歳半はいない。小学一年生でも、描ける子は少ない。   


   そのうち、大好きな怪獣(動物創世記の爬虫類等)の図鑑を買ってもらい、端から描き始めたのが、五歳。その描写は細部にまで至る。頭脳も良く、教室から見える、曇り空を称して、「今日は天気が怪しい。一雨降りそうだ」と言ったのが、やはり、五歳。これは、皆で笑ったが、ませているのは、利口な証拠。  彼は、今、小学二年生。そろそろ、絵の他に面白いことを、見付ける年頃である。   


   私は、いまでもH君が、特別な存在だと、思いたい。第一、夢がある。彼はもうそろそろ、教室在籍五年目を迎える。いつまで、教室に通うか分からないが、H君!先生にそんな夢を、見させてくれないかい?

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