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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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2017・6・13(火) |
「教室日記」
《日々すること》
日々の生活の中で、毎日、または、合間で何かを続けたら、相当なことができる。 このことは、誰でも知っていることだが、実行する人は少ない。
人の生き方で、何もせずに、ただ、毎日を繰り返す生活ほど、つまらないことはない。
すぐに年を取るからである。 何も残らない。
したがって、人生にも保険を掛ける必要がある。 少なくとも、これだけは残ったと言えるものがあること。 それが、人生の上手な過ごし方だ。
若い時は、とかく、何かいいことが、向こうからやって来るような気がする。 若さとは、そういうものだが、「待ち」 の姿勢になりがち。 そうやって、待ったあげく、ただ、年だけを取った人を何人も知っている。
何かが来るかもしれないと思うことは、若い人特有の錯覚だ。 何もしなければ、何も起こらない。 当たり前。
人生は、積極的に行動して初めて何かが起こり、何かが変化する。 だから、自分から何かを始めなければ、10年後も間違いなく、今と同じ生活が待っている。
私が30代の頃、もっともらしく、こう語った人がいた。
「お金を貯めたって、家を買えるわけじゃないし、 中途半端な貯金をするなら、使ったほうがマシだ」
そう言っていた。
どこか、達観したような意見に聞こえなくもない。 しかし、これほど、愚かな考え方はないだろう。
この貯金しない人を仮にAさんとし、もう一人を仮にBさんとする。
Bさんは、貯金する。 Bさんは、毎月1万円貯金して、一年間で12万円貯め、さらに、10年間で120万円を貯めた。
Aさんは、10年経っても貯金ゼロだが、Bさんの貯金額を笑う。
「100年経っても家は買えないよ」
確かに家を購入するには、額が足りない。 が、Aさんの笑う通りなのだろうか?
実は、ここに、人生の生き方の秘密がある。
貯金が120万円ある人は、そこからものを考える。 選択肢が広がるのだ。 貯金がゼロの人は、選択肢もゼロ。 したがって、何も選べないし、何も起こらない。
Bさんは、10年間で120万円貯めたため、目標ができ、毎月の貯金額を、もっと増やそうと考えるかもしれない。
また、もしかしたら、そのお金で、学校に入り、資格を取ろうと考えるかも。 つまり、Bさんは、積極的に行動したため、選択肢が増えた。
Bさんの日々の節約が、月1万円の貯金となり、それが、10年後のBさんの考え方を変化させたわけだ。
未来は、日々の積み重ねで、決まる。 日々をコツコツと、何かをして過ごすと、そのうち、何かが溜まり、何をすべきか、おのずから分かってくる。
未来は、そうやって、形作られる。
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