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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2017・2・7(火) |
「教室日記」
西岸良平氏の「三丁目の夕日」という漫画がある。
元々は、漫画週刊誌に連載されていたものだが、最近では、ドラマや映画のほうが、よく知られている。 私は意外にも、西岸良平氏との接点がある。
大学1年の時に、某週刊誌が、「全国大学漫画研究会対抗合戦」を企画し、私も参加した。 当時、私は漫画研究会に所属していた。 テーマは、当時人気のピンキーとキラーズの大ヒット曲であった「恋の季節」。
法政大の西岸良平氏も参加していた。
どんな漫画だったかは、覚えてないが、名前が珍しく記憶した。 つまり、私と西岸氏は同世代であり、三丁目の夕日は、西岸氏の子供の頃の原風景であり、私の原風景でもある。
オート三輪、駄菓子屋、紙芝居、原動機付き自転車等々、昭和30年代初頭の世相そのもの。 戦後約10年後の世相だ。
テレビが、まだ、十分に普及する前で、ラジオが主流だった。 ラジオ時代は、私が園児。夕食後、アルミの粗末な傘を被った赤色電球の下で、皆でラジオを聞くのが日課だった。 天気予報で、波浪警報の予報が流れると、どうして、「ハロー」と、英語が混ざるのか、不思議だった。
西岸氏は、ノスタルジーとして、三丁目の夕日を描いたのだと思うが、今の私が懐かしく思うには、記憶が遠過ぎる。 80年代のほうが、よほど、懐かしい。
昭和は遠くなりにけり。
だが、今、また、元号が変わろうとしている。
そうなると、我々の大半は、昭和と平成と、新しい元号の三亘りになる。 歴史的に見ても、極めて稀なことだろうが、昭和が、益々遠のいていく。
昭和へのノスタルジーは、確かにある。 何が心に残っているかというと、私の場合、世相ではない。
祖父母も父母も、家族が、皆、若く元気だったこと。
そのことが、今は、無性に懐かしい。
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