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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2016・9・27(火) |
「教室日記」
「暑さ寒さも彼岸まで」
と、言われるように、この時期になると、さすがに秋の気配を感じる。 先週は、正に秋彼岸だった。
しかし、天候は曇天が続いている。 台風の影響もあるだろうが、秋晴れよ、早く来い! の心境だ。
先週の木曜日のキッズ教室に3才の女の子が体験した。
キッズ教室の最低年齢は4才半。 なぜ、3才の子の体験を受けたか?
ふつうなら、4才半まで待つように返事するが、教室のお問い合わせメールに入った文面に興味を持った。
文面には、
「3歳になった娘が、お絵描きや塗り絵に興味を持っていて、ここ最近かなり上達してきました」
と、あった。
「ここ最近かなり上達してきました」 が、心に引っ掛かった。
お絵描きや塗り絵に興味を持つことは、3才でもあり得る。 しかし、かなり上達という母親の認識が不思議であった。 上達するためには、その前段階が、ヘタということになる。 ヘタだったのが、上手くなったということ。
ふつう、それはない。
3才の子は、絵は描けない。 描けないのだから、上手いもヘタもない。
人間の3才児の知能は、チンパンジーの知能と同じと言われている。 つまり、3才児は4才に向かって、急激に人間の知能へと進化する。
しかし、4才になったばかりでも、ふつう、まだ、カタチに対する認識がないので、カタチのあるものは描けない。 カタチが描けるようになるのは、おおむね、4才半。
それで、キッズ教室の最低対象年齢を4才半としている。
キッズ教室の無料体験コースは、お子さんに塗り絵を描いてもらう。 大人の塗り絵という最近はやりの塗り絵だが、見本の絵があり、それを見ながら、輪郭線だけの下絵に色を塗っていく。
4才半の子にこれを描かせると、輪郭線を外すのが普通。 カタチの認識が、まだ、浅いのではみ出してしまう。 5才でギリギリはみ出さずに塗れる。
体験に来た3才の女の子は、きちっと輪郭線の中を塗っていた。 コスモスを描いたが、花びらの色が濃い所は、濃く塗っていた。
驚いた!
あり得ないことだ。
知能的には、5才児くらいの知能になる。 5才児は、色の濃淡を描き分けないので、それ以上かもしれない。
観察力と認識力が、並みでないことは確か。
あまり、大袈裟に言いたくないが、世間的には、天才ということになる。
13年以上キッズ教室をやっているが、初めて、驚くべき子に出合った。
 その子が描いた塗り絵 (母親の許可を取って掲載)
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