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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2016・4・19(火) |
「教室日記」
最近の出来事として、大量の画集をもらった。 日本画、洋画など、すでに他界している日本人の作家の画集を40冊以上寄贈された。
ついでに、北斎の「富嶽36景」の版画集が付いていた。 もちろん、模写だが、昭和の摺師が実際に刷り上げたもの。 それが、一つ一つ綴じ込まれ、大仰な体裁で包装されている。 ただ、品物は良く、摺師の技に、ただ、ただ、感嘆。
19世紀のパリの画家達が驚嘆し、こぞって集めたらしいが、確かに、驚くべき表現であり、技である。
なんでもそうだが、現物に触れることが大事。 画集は、その人の個性、アイデアを知るにはいいが、説得力はない。 やはり、実物から生で伝わってくる衝撃には、敵わない。
そう言えば、20代の頃、上野でゴッホ展が開催され、見に行った。 警戒が厳重な上に、ものすごい行列で、赤いヒモ縄が絵の前1.5mくらいの所に張られており、それ以上中に入ってはいけない。 近くで眺めることができないわけだ。
その上、立ち止まってはいけない。 ドンドン前進しなければならない。 ゴッホと言えば、「ひまわり」
私もそれを見に行ったのだが、その「ひまわり」の所だけ大渋滞する。 そこだけ、見学者の歩調がゆっくりになるので、二重、三重になってしまう。
私も人の肩越しから見る羽目に。
結局、「ひまわり」の半分を見ただけ。 あとの半分は、前の人の頭だった。
自宅に帰り、オヤジである映周先生に聞かれた。
「ゴッホ展は、どうだった?」
「そうねエーーーー 左巻きの頭だったよ」
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