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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2016・3・1(火) |
「教室日記」
さて、2月16日のブログで、試作が完成したと書いたが、実はその後、直し続けていた。
私の直しは、自慢じゃないが、完成したと思った時から始まる。 今回、直しはないだろうと楽観したが、やはり、私は私だった。
「直しの田屋」
と、自分で名付けた通り、直し続けるのである。
画面上の気になるところを直すのが、いわゆる直しだが、「仕上げ」の段階の直しは、終わりなき闘いといった按配になる。
気になるところは、結構出てくる。 もう、いいだろうと思っていると、次の日にまた、別口を見つけてしまう。 そして、次の日も、その次もと、ドンドン出てくるのだから、イヤになる。
直しているのだから、画面は改善されているはずである。 しかし、怖いことに、そのことが、段々、分からなくなってくる。 前進しているのか? 後退しているのか?
今回も、そういう心理状態に突入した。
「この絵は、仕上がらない」
とさえ思えた。
それでも、画面上に違和感があれば、直すしかないが、そのうち、これ以上どうしようもないといった気持ちになってくる。 何か違うなと思っても、どこだか分からなければ、直しようがない。 そうなったら、そろそろ、ホントの終わりがやって来る。
お手上げである。 私はいつもお手上げで終了する。
今回もそうやって仕上がった。
作品制作は、立派な格闘技。 イヤでも格闘に巻き込まれるが、困ったことに、格闘しないで、すんなり描けた絵にロクなものはない。
だから、絵描きはリングで格闘し、観客は椅子に座ってその格闘を見物する。 必死に闘えば、闘うほど観客は満足する。
描き手と、それを鑑賞する者とは、そもそも、そういう関係にあるらしい。
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