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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2014・8・5(火) |


「教室日記」 真夏の夜の夢(納涼祭)
最初にお断りしておこう。 わがブログにも夏休みがある。 とりあえず、今回で、一時休憩。 次回は、9月2日(火)から。 しばし、お待ちを。
先週2日の土曜日午後6時から、マンション5階の教室で、「アート21納涼祭」を開催した。 大人教室とキッズ教室の唯一の合同イベントである。 教室のイベントの中では、一番、遊び心があり、また、教室から見る江戸川の花火見物という目玉があるので、アート21祭りとして人気がある。
昨年は、45名の参加者があり、教室は人で溢れた。 人数的には、MAX。 人が多いだけではない。 業務用の冷房装置が天井に3台設置されているが、20度設定でも暑い。 45名の熱気は、3台の冷房装置に勝る。
教室の西側に窓が大きく開けている。 西側なので東京方面。 視界を遮るものがなく、遠く東京スカイツリーを望む。 教室から江戸川まで16キロくらい。 そのため、ここで上がる花火は、よく見える。
教室北側には、水場としてシンクがあり、飲み物は、このシンクに水を溜め、氷を入れて冷やす。 昨年は、このシンクの中のビールを取りに行くのが大変。 人を掻き分け掻き分け前進。
「ハイ! ごめんなさいよ」 「ハイ! 失礼!」
花火が上がると、西側窓の辺りに人が集まるので、真っ直ぐには進めない。 そこを通過すると、今度は、北側のシンクの周りにもなぜか、人だかり。 それでも、やっと、ビールに到着すると、ビールがぬるい。
「えーー!! そんな!」
45名の熱気は、氷をも溶かす。 すでに、シンクの中に氷はない。
45名は、多過ぎ、と思った。 それで、今年の参加人数が心配されたが、さにあらず、出だしの参加数が伸びない。 25名前後。 これだと、30名ちょぼちょぼ。 これだと、お手伝い要員もちょぼちょぼ。
当日の買出し・手作り料理の運搬・食材の切り出しなど、結構なお手伝いが必要。 やっと9人を確保したが、これでは、足りないので、一人二役以上でお願いした。
午後6時20分。
20分遅れで、とりあえず、開始。
結局、参加人数は、最終的に40名になった。 駆け込み参加があり、あっという間に40名。
午後6時35分。
教室会員の若者、K君の出番。 大ジャンケン大会。 30点以上に及ぶ景品をゲットするジャンケンゲームである。 文具・携帯用ミニ水彩絵具セット・ミニイーゼル・ミニ額・宝くじ等々、大人も子供も楽しめるよう色々な景品を用意。 中には、お皿に盛りきれなかった、スイカも景品にした。
 大ジャンケン大会
午後7時17分。
定時よりちょっと遅れて、一発目の花火が上がった。
「バチバチ! ドッカーーーーーン!!」
皆が、西側窓の所に集まる。
「ウオーーー!!」 「玉やア~~!!」
 タコ焼き担当のSちゃんを扇ぐAちゃん
今年も、教室の中は暑い。 皆、タオル片手にウチワで扇ぐ。 そのため、昨年同様、屋上非難組が後を絶たないが、教室の中が、空いてくると、冷房もまた効いてくる。
私の高校の同級で、教室古参会員の河合君が、恒例のブラックマジックをやり出す。 河合君が席を外し、その間に、皆でテーブルの上のものを一つ決める。 河合君が戻ると、助手のK君が、棒でテーブルの上のものを順番に指していき、最後には、ドンピシャリで、当てるというもの。
河合君は、超能力で当てると言う。 それで、時々、悩むような仕草をする。
「ウッウーーーーーーーーーーん??」
すると、パワーが足りないと言って、若い子を選んでは、手を握る。 これも、恒例。 納涼祭に奥様を連れて来ない理由が、ここにある。
午後8時30分。
最後の断末魔のような花火が上がると、辺りがいきなり静かになる。 暗くしていた教室を明るくすると、皆、夢から覚める。
午後9時。
納涼祭終了。
子供たちが、ワイワイガヤガヤと帰って行く。 お迎えのお母さんが、
「先生、ありがとうございました」
と挨拶する。
教室では、まだ、まだ、片付けが続き、 大量のゴミ袋と蒸し暑い夜だけが、あとに残った。
遠くで、人が騒いでいる声が聞こえる。 下の公園だろうか?
「夏なんだよなーー」
と、思わず、つぶやいた。
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