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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2014・7・1(火)
河合・パステル
会員 河合 剛 パステル画

「作品紹介-2」
 
  作品紹介の二人目は、河合 剛さんのパステル画。 
河合さんは、何度も、このブログに登場してくる私の高校の同級生。 わが教室には、高校の同級生が、3人いる。 他二人は、女性。
  高校は、杉並区の荻窪にある高校だったので、同級生のほとんどが、都内在住。 この3人も、都内から遠い西船橋までやって来る。  

  河合さんの地元は、代々木。 仕事場も家もJR代々木駅から歩いて数分。 なんともはや、シテイーボーイなのである。

  話は、ヨコにそれるが、河合さんと千葉在住の他の生徒さんが、総武快速について話をしたことがあるらしい。 

  東京方面に向う総武線は、江戸川を渡ると、秋葉原目指して、各駅で停車する。 しかし、総武快速は、市川の次が、新小岩、錦糸町と停車し、その次は、馬喰町に行ってしまう。 
  つまり、錦糸町を過ぎると、秋葉原方向をヨコにずれて、東京駅、品川方面に向かう。 
  河合さんは、代々木駅なので、西船橋から総武線に乗れば、各駅で代々木まで行く。 そのため、総武快速の停車駅を知らない。
  それで、その生徒さんが、河合さんに言った。

「なんだ! 河合さんは、田舎もんだなア―」 

  その話を、河合さんから聞いた時に、笑ってしまった。 
田舎もんだから知っているローカルな話。 知っている人こそ田舎者だと言える。 河合さんは、シテイーボーイ。 そんなことは、知らない。 

  さて、シテイーボーイは、どんな絵を描くのだろうか。

今回、ご紹介の絵は、パステル画。 私の記憶では、パステル画は見たことがないかも。 
  河合さんは、絵は一通り描いてきた。 鉛筆デッサン、水彩、アクリル画。 油彩をやってないくらいだが、アクリルを、油彩と同じくキャンバスに描くので、アクリル画と油彩を一つと勘定したら、ほとんど、全部やったことになる。 

  描き方は、観察画。 じっくりと対象を見て描いていく。 どんな、些細なことも見逃さない観察の仕方である。 
  今回のパステル画も時間を掛け、モチーフを観察している。 長年に亘り、色々と描いてきたベテランの落ち着きのある仕上がりになっている。 

  河合さんは、決して急がない。 急ぐのは、河合スタイルでは、ないのだろう。
私のような勘で描くタイプではなく、目の前にあるものに、執着する。 
  私は、目の前にあるものに執着しない。 目の前にあるものを頭の中に突っ込み、組み立て直す。 組み立て直したものに執着する。 
  人それぞれ、拘りがあるので、私には、河合さんの描いたものが面白い。 そこまで見るか! と、思うこともある。 


  そもそも、最初に私の所に来たのは、旧杉並教室を立ち上げた時だった。 1994年の11月。 今からザッと20年前になる。 
  ビール瓶が、河合さんの最初のモチーフ。
絵の教室とは名ばかりで、モチーフは、ビール瓶が一本あっただけ。 それを、スケッチした。 

  最初からある程度描けた。 それが不思議だった。 
彼は、高校時代、陸上部。 スポ-ツマンが、彼のイメージ。 スポーツは、エネルギーを消費する。 汗を掻いたらスッキリ。 あとは、何も残らない。 のような気がする。 それでは、絵は描けない。 

  創作は、スッキリしないところから生まれる。 だから、スポーツマンと絵は結びつかない。 私だったら、汗を流した後に、絵を描く気はしない。 スッキリしたのだから、そのままスッキリとしていたい。
 

  2012年の夏に、地元の代々木で初めての個展をした。 河合さんが言うには、一生に一度の個展。
  だから、何日も開催しないで、搬入・搬出・オープニングパーテイーの三日間だけの貸切。 
  知り合い関係、友人関係を招いてのオープニングパーテイーだけに絞った個展となった。 

  展示作品は、水彩画とアクリル画。 河合スタイルが存分に発揮された観察画の集大成であった。
  個展後、気分を変えたいという気持ちが強くなってきたらしく、昨年の会員展では、静物の木炭デッサンを描き、そして今年は、今回のパステル画を描いた。 

  今まで、筆など道具を使い、絵を描いてきたので、木炭やパステルのような、じかに、絵具を手に持つ描き方は、新鮮だったのではないかと思う。 

  さて、もう一つ、変化がほしのではないかな。 
いや! きっとそうだろう。 それなら、次は、ドローイングだ。 

  ドローイングは、ゆっくり描いてはいけない。 モチーフをゆっくり見て、じっくり描き込む河合方式は、通用しない。 

  パッパッと、瞬時に判断しながら描く勘の世界。 
これは、いい気分転換になる。

  勘は、経験から来るので、経験豊かな河合さんができないことはない。

  
ということで、  

  どう?   河合さん!   次は、ドローイングってことで?



 

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