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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2013・5・28(火) |

通信講座デッサン見本 <教室日記> (会員展報告)
先週の土曜日と日曜日に大人教室の「会員展」があった。
このところ、何回もこのブログで紹介しているが、1年に1回の発表会である。 初日にオープニングパーテイーがあり、会場である教室は、42名の熱気で、賑やかさを軽く超えた。 満員電車状態。 42名の参加は、過去最高。 教室としては、スペース的に狭いとは思わないが、この時ばかりは、広いとは言えない。 70点におよぶ作品を壁以外に、テーブル展示、椅子に立てた状態の椅子展示をした上に、料理を乗せた長テーブルが四つ。 その隙間で、パーテイーをしている。
さらに、1時間をオーバーする私の講評。 全作品を講評するため、例年1時間半は掛かってしまう。 それで、今年は何とか1時間を目指したが、15分オーバー。 まあいいか。 参加者も、さぞ、くたびれたことであろう。 しかし、意外とこの講評が、例年好評。 講評を聞きたくて生徒さんが集まってくる。 教室の大人教室の行事では一番人気だ。
教室で発表会をする理由は、二つ。 出品料を安く抑えられることと、搬入出に問題がないこと。 2007年に、西船にあるギャラリーで開催したが、会場費を頭割しても、一人5000円。 広さ的には申し分ないが、デッサン1枚出品しても5000円掛かる。 ギャラリー代としては、銀座などの都内値段ではなく、地方値段なので、決して高くはないが、やはり、人のショバなので、お金は掛かる。 また、教室から近い会場ではあるが、搬入出は、教室から一度に絵を運び、また戻すため、そのたびに人手が要る。 オープニングパーテイーも厳しい条件付き。 その上、店番のおばちゃんの感じが悪いときている。 それで、1回で懲りた。
2010年に西船教室で開催しようと思い立ち、今年で4回目。 年々作品の質が上がっていくと、古参の会員がぼやいていた。 自分の質が追いつかないと言いたいらしい。 今年も、レベルが高い。 わが教室の売りは、個人指導。 仕上げに入ると個人指導で面倒見る。 私の専門が作品制作なので、「仕上げ」という最も困難なところを面倒見ている。 普通の絵画教室では、「仕上げ」までは、面倒みないようである。 先生が面倒と思うところなので、適当なところで、OKを出しているもよう。 現に、他の教室から来た生徒さんが、「仕上げ」という言葉を知らなかった。
絵は、「仕上げ」が、大事である。 最後の難関が「仕上げ」なので、ここをおろそかにする考え方は、理解に苦しむ。 「仕上げ」を教えなければ、絵を指導したことにならない。
さて、会員展には、多くの手伝いが必要である。 前日の24日には、展示の手伝い、25日にはオープニングパーテイーの手伝い、26日の午後5時終了後には、会場撤去の手伝いと延べ人数も多い。 出品者全員がすべきであろうが、そうもいかない。 皆、それぞれ事情がある。 特に、オープニングパーテイーは、買い出し・運搬・切り出しと三つに分けて手伝ってもらっている。 事前に買えるものは、私が車で調達するが、当日でないと買えないものもある。 鉄板焼きの具材・サンドイッチ・のり巻き・氷等々、色々あるが、橋崎講師を始めとする教室スタッフの大野まみ講師、一戸助手と、他生徒さん2名の計5人が買い出す。 また、女房殿が前日から調理したものを運搬するのは、K君他若手5人。 鉄板焼きの具材やサラダなどを切り出すのは、主婦や若い女性会員が6~7人。 切り出しは、最後の作業なので、最終的には、10人位の手伝いになる。 これが終わらないと、パーテイーが開けないからである。 つまり、延べ20人くらいのお手伝いになる。
絵のオープニングパーテイーは、簡単に済ますのが普通。 会員展も、会場が外ならそうなる。 しかし、会場が教室なので、料理を楽しみたいという願いが出る。 それで、大掛かりになる。 午後6時20分。 パーテイー開始時間の6時には、今回も間に合わなかったが、とりあえず乾杯。 料理の前に人ごみができる。 女房殿の手作り料理は、おでん・鶏のから揚げ・ポテトサラダ・ひじき煮・サケのマリネ。 それに、フルーツサラダや、買出しの・サンドイッチ・のり巻きなどの他、ホットプレートで肉や野菜の鉄板焼きがあり、同じ具材でヤキソバもできる。 しかし、最初になくなるのは、意外にもサンドイッチ。 手軽に口にできるからだろう。 あっという間になくなる。
飲み物は、教室のシンクに水を溜めて、氷ともに急激に冷やす。 サワー系が20本、ビールが2ケースで48本(前日の展示作業終了後、つまみ飲みしたので、正確には43本)、差し入れのワインが4本、日本酒、ウイスキー、焼酎が各1本。 しかし、消費は冷たい系がダントツで早い。 暑いからだ。
42名の熱気は、天井に設置された3台のクーラーを冷房20度に設定しても暑い。 人の熱気というものはすごいものだ。 シンクのビールを取りに行くのも容易ではない。 人ごみを掻き分け、掻き分け、前進。 こういう事態を予想して、教室入り口近くの冷蔵庫に数本入れてある。 頭がいいというか、意地汚いというか、とにかく、ここは要領。 前進をあきらめ、冷蔵庫へ。
今年入会の24才前後の若い女性会員が3人いる。 さっそく、入会1年の同じ24才のSちゃんに引き合わせる。 若い子は、仲良くなるのも早い。 やはり、同じ年というのは、男性も女性も一緒で、話しやすいのだろう。 気の使い方が半分で済む。 これもあっという間に、馴染んでいく。
喫煙室は、外の廊下にバケツに水を入れて対応。 教室のあるマンションは5階だが、4階・5階・6階・屋上は、凹型になっている廊下が吹き抜けで、外気を直接取り入れる構造になっている。 そのため、廊下に出た瞬間、ヒヤリとする。 それほど、教室内は暑い。 私もタバコを吸うため、何回かここに通うが、来るたびに、数人がいて涼んでいる。
午後9時に閉会の声がけをした。 残った料理は、お持ち帰りパックに入れて持ち帰ってもらう。 残すとゴミ箱行きだと言うと、皆、協力してくれる。 「もったいない」 精神は、日本人の美徳。 ここでフル活用。 しかし、そのお持ち帰りパックが見つからない。 急きょ、K君が自転車で、ドンキに向かう。
9時半、一次会終了。 さっぱりしたテーブルを囲み、数人が座り始め二次会。 24才組の若い子は、23才になった教室会員で少女漫画家のMちゃんを取り囲んで、会場の隅で盛り上がっていて、中々帰らない。 廊下では、大野まみ講師と一戸助手、今回特別参加の一戸助手の弟で、27才の健作君と、イラストレーター志望の教室会員の4人が、廊下に座り込んで、これもまた、何やら話し込んでいる。 皆、てんでに、パーテイー終了後の余韻を引きずっていた。 それも、無事終了。 実際、ほっとした。 会員展は、私にとっても大きな行事である。 疲労度が違う。 一戸助手は、こう言った。
「先生は、タフだ」
そうだね。 いつまでもそうありたいね。
 2013年「会員展」会場風景
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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術
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