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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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<教室日記>2013・5・21(火) |
<教室日記> (会員展出品作品)
今週の土曜・日曜に、教室にて大人教室の「会員展」がある。 私も出品するため、5月の連休休みの時に、教室で制作していた。 F10号くらいの大きさで、パステルと水彩絵具、色鉛筆で描いてみた。
教室まで自転車で通勤しているが、その通勤経路に、イタメシ屋さんがある。 生徒さんに聞いてみたら、「イタパン」と言うらしい。 お店の看板はあるが、読めなかった。 毎日通りながら、その店先に興味を持っていたので、今回、題材に取り上げた。 お店屋さんを描くことは、以前から考えていたので、その第一作目である。
今年は秋の展覧会に出品予定なので、その試作的意味合いがあり、カタチは、ガタガタした感じ、または、クチャとした感じで描きたいとイメージしていたが、色については、写真を参考に描くので、見たままの色使いにしようと漠然と考えていた。 しかし、パステルで描いたためか、何気なく、お店の壁をピンクにしたため、何となく全体の色が自然に決まってしまった。
ピンクにした理由は、イタリアっぽいと思ったので。 テレビの旅番組で、イタリアの漁村の風景が紹介されたことがあり、その中に壁がピンク色した家があった。 風景にとても合っていて、オシャレだった。 それを、ふと、思い出した。 それでピンク。 描き進む内に、店先に、写真にはないものを描き足した。 ネコの置物とか、傘たて、植木鉢など、色々と装飾した。 壁には、ランプ型の照明を描き、ついでに、賑やかにしてやれと、電飾をぶら下げた。 さて、どこかで見たようなお店ができ上がった。 場末のスナックのような「イタメシ屋」さんである。 昔、どこかで見た気がする。
東京の阿佐ヶ谷に住んでいた頃、駅近くに、一番街という飲み屋街があった。 真っ直ぐに伸びた道の両脇に、お店屋さんがズラリと並んでいる。 トンカツ屋、お好み焼き屋、定食屋、割烹、居酒屋、バー、スナックバー、ジャズバー、酒屋等々、胃袋関係のお店ばかり、ズラリ。 雰囲気は、地方のどこかの飲み屋街という風情。 東京の下町っぽいと言えば、言えるかも。 アルコール摂取組には、極めて親しみやすい空間である。 そこのどこかで見たような。 秋の展覧会は、アクリル絵具でデイテールに、こだわりながら描き進むため、今回のパステル画は、試作になっているのか、はなはだ疑問だが、絵としては気に入った。 どこか懐かしく、どこかウラビレていて、
「いーんじゃない!」
という感じ。
私としては、大変、珍しい絵を描いたものだ。 いつも、悩みながらの制作だが、今回は、楽しみながら描いた。 楽しみながら描く絵があることを忘れていた。 久しぶりの感覚だ。 そこで、会員展発表前であるが、このブログ上で発表してしまおう。
絵の題名は、「一番街のイタメシ屋」
 2013<会員展>田屋 優 「一番街のイタメシ屋」
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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術
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