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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2013・4・9(火)
Nパステルテキスト7本科応用模写見本画・海

通信講座パステル画見本

<教室日記>
(キッズコース雑談)

  今年の春は、子供の退会が少なかった。 3月一杯で退会したのは、一人だけ。 こういう事もある。
 
  だいたい、中学生になる時に、辞めていくのが普通だが、中学生になってもキッズコースに残る子が、今年は3人いた。 最近の傾向だろうか、中学生になっても辞めない子が増えた。 また、中学3年生で高校に入っても、キッズコースに来る子もいる。
  人数の減少がほとんどなく、その上、6人の入会者があったため、4月1日時点で、キッズコースだけをみても人数的には増加した。 これは、大変珍しいことだ。 
  平年だと、3月末での減少分を4月以降の入会者で補い、最終的には、トントンになるのだが、昨年は、3月末退会が多く、トントンになるのには、秋まで掛かった。 
  つまり、今年は生徒数が増えることを意味している。 

水曜教室で、一人、3月末に退会が決まっていたので、三人が二人になる予定だった。 そのため、M ちゃんと K ちゃんの女の子二人は、水曜日に見学者が来ると、落ち着かない。 見学者の周りをうろつき、

「この教室は、楽しいよ!」 「入ったほうがいいよ!」

  とか言って宣伝する。 見学者が帰った後は、

「あの子、入るかな?」
「先生! 絶対入れて!」

  と、無理を言うが、願いが適うこともある。 
小学2年生と、1年生の女の子が、二人、水曜教室に通うことになった。 M ちゃんと K ちゃんは、4月で、6年生、4年生になった。 この際、学年は気にしないらしい。 とても、喜んだ。 早速、4年生の K ちゃんが入会のご挨拶。

「あのねー、先生をブタキュラ先生って、私達は呼んでるの」 
「だから、この絵が、先生の印だから、覚えてね」 「これがブタキュラ先生。 ブタとドラキュラのハーフ」

  火曜教室には、小学1年生の女の子が3人いる。 1年生の会話は、おままごとのような感じ。 3人でしゃべりながら、絵を描く。 

「ママが出産は、痛いって言ってた」
「ヤダなー!」 「私、子供生まない!」
「私は、結婚しない!」
「そうそう、結婚するの止めよう!」

  木曜教室も、4人の女の子。 その中に5才の園児がいる。 四つ切画用紙に、ヒマワリ・蝶々・小鳥を描き、水彩絵具で色を塗り出した。

「せんせい! 絵具出ない」 と、水色の絵具を持って来た。

「ヨシ、ヨシ、先生がおまじないをかけると、絵具が出るんだよ」

  私がそう言ってから、絵具のチューブを逆さにして振る。 絵具が出口付近に集まる。

「水色絵具出てきなさい!」 
「ブチュー」
「ほら、こんなに出たよー」

  6年生の子が、ふき出した。 

「笑うな!」 と、頭を叩く。

  土曜教室でも、減少気味だった教室に、再び子供の人数が増えてきた。 
午後1時からの教室は、全員で8人。 うち、男の子が二人。 それに付き添いのお母さんがいる。 
  5才の女の子の I ちゃんは、中国の子。 中国語は、ほとんどしゃべれないと、お母さんが言っていた。 お母さんは、日本語が上手い。 ほとんど、日本人と変わらない。  

  しかし、娘の I ちゃんは、言葉の障害がないのに、お母さんを離さない。 5才児の親御さんの付き添いは、多くても3回くらいとしている。 私との会話が必要だから。 
  I ちゃんは、2ケ月経つのに、まだ、一人を嫌がる。 お母さんも困っているが、泣き出すのだから、しょうがない。 
  お母さんによると、以前、中国にいた時に、お父さんに預けて、日本に数ヶ月用事で来ていたことがある。
  そのトラウマがあって、お母さんを離さなくなったと言う。 一応、私も言い聞かせて、次は、一人だよと言うと、仕方なさそうに頷く。 私とお母さんは、顔を見合わせて、ホントかなと首をひねる。

  2時30分からの教室は、10人。 この教室も忙しい。 小学5年生になった子が二人並んでいて、いつまででもしゃべっている。 

「うちの犬は、バカ犬だよ」 「何でも食べる」 
「黄色いクレヨンまで食べてるよ」 「黄色いウンチしてた」 

  この二人が、4年生の時、4年生1号・2号と呼んでいた。 一番注意する回数が多いため、ワザと、嫌がる呼び名を付けた。  

「4年生1号! うるさい! 早く描きなさい」

  騒いでいると、そう注意する。

「先生! どっちが1号だっけ?」

  と、トボケる。

新中学1年の女の子が、教室の隅でデッサンしている。 小学1年から来ているので、古株である。 背も伸びて、160cmはあるだろうか、お饅頭に目鼻の丸い顔も、痩せて、娘らしいきれいな顔になった。 ここまで、変わるのかと、驚いた。
  
  この子が、昨年5月、大人教室の作品発表会の土曜日に、間違って来てしまった。 すぐに、帰ると思っていたら、初めて見た大人の絵にショックを受けたようである。 熱心に見て回り、その中で、特にデッサン画に強い何かを感じたのであろう、デッサンをしたいと言い出した。

  その後、キッズコースでは、デッサンだけをしている。 6年生になっていたので、デッサンをしても問題ないと判断した。 
  中学生になっても来る気になったのは、デッサンを続けたかったからかもしれない。 木曜日の子も6年生からデッサンを始めて、中学生になっても来ている。 やはり、デッサン希望。 

  しかし、土曜日の1時から来ている H ちゃんだけは違う。 デッサンだけは、絶対にやりたくないと言い張る。 
  H ちゃんが中学生になっても通うことになったのは、おそらく、二つの理由だろうと思う。 一つは、向かい側の席の高校生になった Mi ちゃんが辞めずに来ることになったので、自分も来ようかなと思ったことと、隣りに座っている S 君の面倒をみるため。

  S 君は、小学3年から来ていて、この春、5年生になったが、同じ小学校のせいか、H ちゃんは、何かと面倒みてきた。 お姉さんのように。
  なにしろ、S 君は腕白というか淡白というか、平気で開始時間に遅れて来て、マクドナルドのテイクアウトで、昼食。 その後、食後の休憩に入る。 休憩が終わると、おしゃべりタイム。 訳の分からないことをしゃべり始める。 絵は描かない。

「うるさい!」 

  と、大古株の Mi ちゃんが怒鳴ると、少し静かになる。 それから、またしゃべり始める。 何度注意してダメ。 私が首を締めるのだけは、本気で嫌がるが、口で言っても効き目なし。 

  そんな時、H ちゃんが注意してくれる。

「先生にまた首を締められるよ」 「早く絵を描きな」 「何しに来てるのよ!」

  ある時、私は、H ちゃんに冗談を言った。

「 H ちゃんが辞めたら、コイツの面倒、誰がみるんだよ!」 

  H ちゃんは、しばらく黙っていたが、

「しょうがないなー、中学生になっても来るか」
「まったく、世話が焼けるんだから!」
「分かってるの?」 「コラ!!」

  と、言って、S 君の頭を思いっきり、ひっぱたいた。  



<ボランテイア活動をしています>
公益NPO各団体の支持を得た活動です。

通信講座テキスト一部を実費(500円)で、提供します。
対象者:おおむね60才以上の方・障害のある方・12才以上大学生まで。
● デッサン講座・水彩画講座・パステル画講座
● お問い合わせ : taya@art21japan.jp (コピーして下さい)
● 注意     :教室お問合せと混同するので、件名は「ボランテイアお問合せ」でお願いします。

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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術