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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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<教室日記>2013・2・26(火)
Nパウテルテキスト4基礎模写見本画・ボトル、バナナ、りんご

通信講座パステル画見本

<教室日記>
(ボランテイア活動)

  前回、Mちゃんの高校入試の合格発表前で終わったので、その後のことをちょっとご報告。
  Mちゃんの第一志望の高校の発表は、2月19日の火曜だった。 昼過ぎに、Mちゃんからメールが来た。

「合格した。 色々あざーした」 

  実は、今回の入試には、デッサン実技があった。 それで、1月からデッサンの特訓をしていたのである。 試験にデッサン実技があることを、1月に言い出すのだから、慌てる。 
  Mちゃんは、まじめに描けば、デッサンは上手いほうだ。 でも、本人はそうは、考えていない。
  デッサン嫌いなので、ヘタだと思っている。 だから、受験の時に、すごく上手い人達ばかりだったらどうしようと、心配していたが、試験の時に周りを見回したら、自分が一番上手かったらしい。 
  
  23日の土曜キッズ教室に、Mちゃんはやってきた。 
合格祝いに記念品をあげようと考えた。 以前にも、高校に合格した子がいたが、その時は、現金であげた。 本人の希望。 Mちゃんも初めは、メチャ描きやすいボールペンとか言っていたが、結局、現金を希望。 額を言ったら、他の子が少ネーと言った。 

「先生の飲み代を削ってあげるんだから、ありがたく思え」 と、言ったら、

「先生! あと、卒業祝いと入学祝いは?」 と、Mちゃん。

「全部、こみこみ」

「うっそー!!」



  さて、話はガラリと変わるが、昨年、秋に目黒区高齢者センターから電話があり、デッサン教室の依頼があった。 今年2月に3回、センターで、デッサン教室を開くもの。 今日が3回目で、とりあえず、終了した。
  しかし、この依頼があった時に、思いついたことがあった。 通信講座のテキストを配ったらどうか。 ボランテイアで。 高齢者に。 
  しばらく、この思いつきに捉われた。 別に、教室の運営に余裕ができたから、思いついたのではない。 これは、これ、それは、それである。 余裕ができるまで待っていたら、いつになるか分からない。 
  
  高齢者だけではなく、障害のある方、高校生までの未成年者に範囲を広げたらどうか。 そんなことまで考えた。 
  こんなことを思いつくのには、私の年令と無関係ではない。 思いついたことを、今やらないと、たぶん、一生やらないだろうと思えた。

  しかし、無料というわけにはいかない。 何事にも経費が掛かる。 案内を作ってみたが、デッサン講座・水彩画講座・パステル画講座の模写見本画を無理やり1ページに収めても、説明は8ページになった。
  これを、仮にどこかの施設に50部置いたとしたら、400ページのプリンター打ち出しになる。 まして、テキストの希望があった場合は、一つのテキストが、平均で26ページあるので、希望があればあるほど、出費も増大していく。 特に、打ち出しのためのインク代がバカにならない。 万単位には、すぐにいく。 それでは、教室を潰すためのアイデアになってしまう。

  そこで、一つのテキストを500円とすることにした。 テキスト一部500円で提供するというもの。 総費用の大雑把な合計を、500円とした。 原価。 わが教室ができるボランテイアの折衷案である。 500円なら続けられそうだと踏んだ。
  購入者には、ネット上では、何千円もするので、ボランテイア活動と考えてもらえることを期待したい。

  早速、市川市の社会福祉協議会に電話して、案内を置いてくれるように頼んだ。 しかし、500円が、ネックとなり、返事はつれなかった。 個人の営業活動と決め付けられた。 そこで、千葉県の社会福祉協議会に電話したが、結果は同じ。 

  頭に来た。 

ボランテイア活動をしては、いけないのか。 そう思った。 500円頂戴しないとこちらが破産する。 破産を前提にしないと、ボランテイアとして認めないのか。 と、そう思えてしまう。

  社会福祉協議会で、ボランテイアとして認められなかったので、ボランテイア活動の認可申請しても通らない。 それなら、非公式でやるだけである。 協力者を求め、全国の公益法人サイトにメールした。 
  何件か返事があり、NPO法人では、ボランテイア活動として認めてもらえたことを確認した。 協力者も現れた。 案内を施設に置いてくれたり、毎月の配布物に入れてくれたり。

  今、そんなことを始めた。 昨年の11月からボランテイア用にテキストの組み合わせを作り直したり、千葉県の教育庁にメールしたり、忙しい。 官庁関係は冷たいが、やり始めたので、ある程度の形ができるまで、掛かりっきりで作業するつもり。 そのあとで、他のことと平行して続けようと考えている。
  本当は、他にも色々やることがあるのに、また、一つ増やしてしまった。 困ったもんだ。 

  2007年に、ブログ講義を始めた時は、2009年の4月まで、毎日、講義ブログを書いていた。 何となく始めたものが、目的意識が出て、大きく膨らんでいった。 1年9ケ月掛かって、周りの者を驚かせた。 しかし、やったことは残る。 ブログ講義も全300テーマとして残った。 本ブログの左欄カテゴリーに残っている。 
  
  「研究所レベル」、「大人コース中・上級」、「大人コース初級」、「キッズコース」、「高齢者のための絵画指導」である。 見たい所をクリックすれば、いつでも、閲覧できる。 300テーマは、実際しんどかったが、毎日、酒を飲んで過ごすよりは、マシだろう。 
  人の過ごし方は、色々だが、何をやっても時間は経つし、年を取る。 毎日、少しづつやったものは、一年経てば、何かの形になる。 そう思っている。

  今回も、新しいことをやる。 

今回から、このブログの下に、「ボランテイ企画」のアピール文を毎回掲載する。 当分載せるつもり。 いきなり載せると、驚く人もいるだろうから、それで、今回は、いきさつ説明とした。 


<ボランテイア活動をしています>
通信講座テキスト一部を実費(500円)で、提供します。
対象者:おおむね60才以上の方・障害のある方・未成年者(おおむね12才以上高校生まで)・大学生
● デッサン講座・水彩画講座・パステル画講座
● お問い合わせ : taya@art21japan.jp (コピーして下さい) 
● 注意     :教室お問合せと混同するので、件名は 「ボランテイアお問合せ」
           でお願いします。

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テーマ:アート - ジャンル:学問・文化・芸術