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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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アート徒然日記 ‘11/3/31(木)
<キッズコースあれこれ>

   3月は、キッズコースが入れ替わる時期である。 

小学6年生は、中学進学とともに辞めるのが普通。 しかし、なかには辞めずにキッズコースに残る子もいる。 
  6年生は分かりやすいので、3月近くになると親御さんに打診する。 すると、意外な子が残ると言い出す。  例えば、教室で仲良くなった子が二人いたとして、中学進学とともに両方辞めると思っていると、片方が残ると言い出す。 なぜなのか分からない。 その子は、家にいてもしょうがないからと言っていた。 

  最近、中学受験の子が多くいる。 そういう子は、塾のカリキュラムの変わり目である2月前に辞める。 つまり5年生の1月に辞めていく。 5年生の時に、教室の仲間と中学受験だと話しているといつ辞めるのか見当が付く。
  教室は誰かが辞めて、また誰かが入ってくる。 それを繰り返す。 今まで何人の子を送り出したか、すぐには思い出せない。 

  土曜教室のMチャンは、この4月で中学2年生なる女の子である。 小学1年生から来ていて、やはり別れと出会いを何度も経験している。 家が近いせいもあり、ほとんど土曜日の暇つぶしで来ている。
  「先生、今度は誰が入ってくるの?」と言っていた。 辞める子もいれば、入ってくる子もいて、教室はいつもどおりに進んで行くことを、経験から知っているようであった。 痛いほど気持ちが分かった。 私も同じ気持ちである。 
  そのMちゃんの一番下の妹と同じクラスのJ君が、やはり同じ土曜教室に来ている。 

  J君は、この4月で小学2年生になる。 ちょっと変わった子で、マイペースというか、教室のメニューには、興味を示さない。 いつも本棚にある図鑑を取り出すと勝手にそれを写している。 
  家でもできることを教室でやることはないので、毎回テーマを与え、それができたら好きに絵を描いていいと言う。 
  素直な子なので、言ったことはやる。 しかし、この子は絵が上手い。 本人も親御さんも知らないところで、絵の才能が開花しているような気がしてならない。 
  
  しょせん子供のことなので、という言い方が絵の世界にはある。 なぜか分からないが、子供の時の絵と、大人になった時の絵は繋がらない。 不思議だ。 
  これは私の考えではない。 いわば、絵の世界の常識である。 

おそらく、絵は純粋技術系ではないからであろう。 絵は、基本的には感覚系。
  ピアノでプロになった人や、テニスでプロになった人は、皆ほとんど例外なく子供の頃から、始めている。
  絵でも子供の頃から始める子がいるが、それが子供の時のこととして、中学生以降の間で、ブツリと切れる。  このことは私も未だに説明できない。 とにかく、繋がらない。 
  子供絵画教室は、将来的な繋がりのためではなく、広く美術に親しんでもらうためにあり、情操教育の一環としてある。 将来的な投資意味はない。 そう思って頂きたい。

  したがって、子供の時に才能を感じても何の保障もないことになる。 J君の今現在の才能は素晴らしいものがある。 このことは、親御さんに誤解のない範囲で伝えてあるが、ビックリしていた。 しかし、その才能を維持するのは、月に行って帰ってくるくらいの難しさがある。 
  子供教室を教える者として、誰か一人でもその道に進むプロを育てたい願いはある。 できれば、子供教室から来ていて、将来美術の道に進む子がこの教室から出現したら、これほどの喜びはない。  

  私だってそんな夢は見る。


田屋のアート講義は、‘09/4/23(木)を以って終了しました。

「研究所レベル」・「大人コース(中・上級)レベル」・「大人コース(初級)レベル」・「キッズコース」・「高齢者のための絵画指導」の五講義(各60テーマ)は、左欄のカテゴリーで、閲覧出来ます。


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