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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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アート徒然日記 ‘10/12/1(水) |
<年末の遊び>
早いもので、今年も年末を迎えた。
ついこの前、納涼パーテイーで、教室から江戸川の花火見物をしていたと思ったら、年末である。 教室の行事も、11月28日の秋の特別教室を最後に終了した。
12月は21日の火曜教室までで、その後来年1月10日まで冬期休講になる。 この間に旅行でもしたいが、この冬休みが来年の制作に向けての本格的なスタートになるので、遊んでいる時間がないのが、ここのところ毎年である。 この時期にサボると後で痛手を負う。
何を追いかけているのか、何に追いかけられているのか分からないが、忙しい話である。
今、教室でアグリッパという石膏像を描いている。 ネットコース用のデッサン見本画のつもりで、A3サイズで1枚描いてみたが、画面が小さくて描くのに苦労した。 このサイズがコンビニでコピーできる最大のサイズである。 ネットコースは、これをA4サイズに縮小して使用する。
出来は、あまり似てない。
それで、教室にたくさんある、四つ切の紙に描くことにした。 今度は教室用の見本画のつもりである。 教室には石膏像の見本画はほとんどない。 一度描いたが、2時間が作業限度なのに閉口した。 目の衰えは、2時間経つと焦点が合わなくなる。 石膏像がダブって見え、それ以上は続行困難である。 石膏像は2時間では描けない。 2時間というと丁度調子が出てくる頃で、調子が出てきて、気持ちが乗ってきた頃に、目が見えなくなるのだから、堪らない。 教室にある私が描いたデッサン見本画は、ほとんど2時間以内に描いたものである。
今は、休み休み目をいたわりながら描いているので、少しは長く描けるようになった。 そこで、見本画なので、そっくりに描いてみようと思い描いているが、これに今はまっている。 デッサンはそっくりに描く必要がない。 勉強なので勉強になれば良しとする。 できるだけそっくりで良いのであるが、まったくそっくりに描くとなると、これは結構難しい。
目の前にある石膏像のカタチと印象を、そのまま紙の上に出現させようとすると、職人ワザが必要である。 職人的な正確な目が必要になる。
それに今挑戦している。 自分がどのくらい正確な目をしているのか確かめてみようと思い、やり出したが、これが極めて難しい。 アグリッパは、難しい石膏像ではない。 メリハリが効いている顔つきは描きやすいほうである。 たいていある程度似る。 しかし、そっくりそのままとなると、アグリッパでも難物になる。
どうしてもそっくりにならない。 では、どうしてならないのか考えながら描く。 描いては描き直し、どこの顔の角度を間違えたのかとか考えてはまた描く。 気が付いたら、完全にはまっていた。 今は、この作業がたまらなく面白い。 ゲームをしているようである。 しかし、冬休みまで残り3週間。 その後は、別な作業をしないとならない。 そろそろ片を付ける時期になった。 ゲームは勝利するためにする。 3週間で勝利しないで、冬休みに突入したらどうなるか? 遊びもほどほどに。 熱しやすいのがアダになってはと、自分に言い聞かす。
田屋のアート講義は、‘09/4/23(木)を以って終了しました。
「研究所レベル」・「大人コース(中・上級)レベル」・「大人コース(初級)レベル」・「キッズコース」・「高齢者のための絵画指導」の五講義(各60テーマ)は、左欄のカテゴリーで、閲覧出来ます。
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