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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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画材屋さんに出入りせよ <大人コース(初級)レベル>‘08/12/16(火) |
画材屋さんは、宝の山である。そう考えれば立派なもの。
例えば、絵具にしても新しい絵具が出ていたり、新しい色だったり、自分の持ってない色だったり、手にとって欲しくなるものは、多いと思う。
そのためには、日頃から、こんな色が欲しいとか、こんな絵具が欲しいとか思っていると良いのだが、初心者で、中々そこまで不満めいた気持ちを抱くことは、難しいかもしれない。
そこで、画材屋さんに行ったら、ここを見よという話をする。
画材屋さんにも大小がある。出来るだけ品数の多いところに越したことはない。勉強に行くので、地域の要求に合わせたものだけを売っている小さな画材屋さんより、新宿の世界堂のような大きな店に行くほうが、勉強になるのは言うまでもない。
油彩をやっている人も、水彩をやっている人もいるだろう。だから、当然自分が今やっていることの売り場に行くと思うが、ちょっと、ハズレて例えばデザイン用品を見てみるのも面白い。 絵具や筆・用品に特殊なものが多く、刺激になると思う。それを買うわけでもないだろうが、そういうものも、見てみるということである。
油絵はともかく、水彩をやっている人が、水彩の道具だけで描くという決まりはない。そのほうが一般的なので、便宜上、水彩の道具としての売り場があるだけで、ひょっとしたら、デザイン用品のほうが使いやすいということだってある。
私見であるが、私は、いわゆる水彩筆だと柔ら過ぎて使いづらい。それで、ほとんどデザイン用の筆を使うことが多い。時として油彩筆のような硬い筆を使うこともある。 用途によって使い分けるが、それも、画材売り場をうろついてないと、適当な筆も見付らないことは、お分かりだろう。
さて、他にも見るところは、ありそうである。 額売り場も、ちょっと趣向が変わって、面白いところである。特に初心者にとって一番遠い場所かもしれない。
何故かと言うと、額は、自分の絵を展示する時や、家に飾る時に必要なもので、そのこと自体が、初心者にとっては、他人事のように思えることだろうから。
まだまだ、そんなレベルではないと思うことだろう。 しかし、絵は額に入れると依然際立つものである。パリッとして、「作品」といったように見えるから不思議である。
額売り場で、そんな想像をしてみるのも、良いことである。ちょっと高いが、品のいい好みの額を見つけ、いつかこの額に、入れられるような絵を描きたいと思うことは、決して高望みではない。それが、目標になることだってある。
色々な情報・知識・道具・用具が揃っている画材屋さんは、初心者もしくは、初級の方には、この上ない学びの場所であることは、間違いない。 そう思って出掛けてみよう。
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