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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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メモリー・ウオーカー <エピソード> ‘08/12/6(土) |
女房殿が庭の手入れをした。
雑草などのゴミが、45ℓ入りのゴミ袋三ケになった。それを、ゴミの日に捨ててくれと頼まれた。 女房殿は、サラリーウーマンなので、私がゴミ出し担当である。わが自宅のゴミの収集日は、月・水・金。カラスが突っつくので、朝から出せない。町内会の御触れである。
最近、教室の大人の生徒も増え、夜の予約が結構入るので、思うようにゴミが出せない。夜7時15分のゴミ収集時間までに帰って来れないのである。
庭の手入れをした日曜日の、次の日の月曜日が、ゴミ収集の日である。この日は教室がお休みの日なので、ゴミは出せる。
女房殿が、念のためらしく仕事場からメールを寄こした。「庭のゴミを出して下さい」。 忘れると、いつ出せるか分からないと、配慮したのであるが、私は苦笑した。
バカじゃあるまいし、あんなに大きいゴミを出すのを忘れると思っているのかと、笑ったが、出し忘れた。
信じられない話であるが、玄関を出るところまでは、覚えていた。開けた瞬間に忘れたらしい。女房殿がエラク怒って玄関を開けるまで気が付かなかった。 いいように怒られ、ブー垂れた。
教室のその日の授業が終了し、施錠して教室を出る時、一番気にするのが、空調である。天井に冷暖房の空調が、三つ付いている。 これは業務用で、ガスを動力としてエンジンを動かすため、ガスをやたら食う。もし消し忘れて、一晩掛かりっぱなしでいると思うとゾッとする。
窓の戸締り、トイレの電気など、空調同様指差確認する。 駅のプラットホームで見かける、指差確認である。電車が入る前、出て行った後、駅員が「前ヨーシ!」「後ろヨーシ」と指差して確認するあれである。 「空調、ヨーシ!」「トイレ、ヨーシ!」「換気扇、ヨーシ!」と言って帰る。 何が悪いと言って、無意識での行動は、一番始末が悪い。記憶に残らないのである。 だから、指差確認をすると、実際に電気を消したかは、思い出せなくても、確認したことは、思い出せる。 記憶との闘いに、入った年代の要領である。
私の年代の人間は、皆、共通してこのことを嘆く。それでも、まだ60代に至ってない。 指差確認は、今後も盛んに行われることだろう。
出掛ける前に、指差確認は、最重要確認事項として頻繁化することは、間違いない。 「電気、ヨーシ!」「ガス、ヨーシ!」「戸締り、ヨーシ!」「火の元、ヨーシ」「財布ヨーシ!」「時計ヨーシ!」「携帯ヨーシ!」「鍵ヨーシ!」・・・・
夜、フトンの中で、明日することで、ふと思い出したことがあり、手帳にメモしなければと思ったが、面倒なのでそのまま寝ることにした。 絶対忘れそうにないことのように思えたが、それでも経験から、たぶん忘れるなと思ったら、忘れた。
だから、こういう時、「あ」の付くこととか、簡単にして記憶しておく。フトンに入ってから、用事が浮かんでも困りモノである。 そういう時の要領として、簡単にして、キーワードだけ記憶すると、思い出しやすいことに最近気が付いた。 だが、これも完璧ではない。翌日、一日「あ」の付くことを考え続ける羽目になることもある。
あれ?・・「イ」だったかな?
と、運悪く考え出したら、永遠の謎となる。
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