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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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コラージュの面白さ <高齢者のための絵画指導(入門編)> ‘08/12/5(金) |
さて、コラージュという言葉があります。ご存知の方も多いのではと思いますが、フランス語で、「糊付け」を意味します。
最近では、写真や絵を切り取って張り合わせたものを意味しますが、制作が簡単なのと、組み合わせ方によっては、思いもよらない視覚的効果が期待できることで、人気があります。 絵をあまり描けない人でも、気軽にできることが、いいのでしょう。
今回は、このコラージュのご紹介です。 用意するものは、まず糊ですが、ヤマト糊だと乾燥した後、貼り付けた写真や絵がシナってしまいます。そのため、ペーパーボンド・ペーパーセメント、もしくは、スプレーのりなどの乾燥後も、シナらない接着剤がありますので、出来ればその方をお勧めします。
次は、台紙にする紙です。これは、少し厚手がいいでしょう。これに貼り付けていきますので、ボール紙などが最適です。
そして、最後が写真や絵です。 これが、用意するものの中で一番肝心なものです。写真は、古雑誌や不要になった通販のカタログ・去年のカレンダーの写真とか、探せば結構あるものです。
普段は、気にもしないこれらの写真群は、コラージュをやり出すと、一変して宝の山と化すのです。 面白いことですね。 有効利用というより、不要なものが、コラージュをキッカケに、なくてはならないものに、変わってしまうのです。 慣れてきたら、古本・古雑誌集めに出掛ける手もあります。古本屋さんに行けば、安い値段で山のようにあります。そこから、使えそうなものを選ぶのも楽しそうですね。
絵も材料として使えますが、それは、描いた絵で失敗したものなどが、使えます。 また、コラージュに合わせて絵を描いてもいいのです。絵が苦手な方は、とりあえず写真だけの組み合わせにしましょう。
方法は、いたって簡単。写真や絵を切って、張り合わせるだけ。 それだけです。
この、簡単な制作のポイントは、想像力とセンスです。 想像力は、創造力とも言えます。極めて簡単な作業ですので、すぐに作ることが出来るため、短い時間に何枚も作ることが出来ます。
簡単だからと言って、軽んじてはいけません。このコラージュの世界的名作もあります。 問題は、どういう組み合わせ方をするかです。 私も、一時期懲りまして、随分と作りました。面白かったです。
どうでしょうか?「コラージュの面白さ」。一度お試し下さい。
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