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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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想像力と創造力 <キッズコース> ‘08/10/17(金)
   子供の想像力と創造力を考えてみよう。

まず、子供の想像力とは、いかなるものか?

   想像は、子供によって得手不得手がある。スケッチブックに自由に描かせる、自由画が大好きな子もいるが、自由画にすると、アイデアが全く浮かばない子もいる。
   そこで、テーマを出して、助けることになるが、このテーマを出すと描けないという子もいる。
   つまり、想像が得意な子、苦手な子、テーマが描ける子、描けない子というわけである。

   ややっこしい。

アイデアが、浮かぶ浮かばないもあるだろうが、子供の場合、普段自由画を描き慣れているかは、大いに影響する。

   自由画が好きな子は、ラクガキが好きな子でもある。スケッチブックはラクガキだらけということが多い。
   つまり、自分のパターンを持っているので、いくらでも描けるのである。

だから、こういう子に限ってテーマを与えると描けなくなる。パターン以外は苦手なのである。

   逆に、自由画が苦手な子にテーマを与えると、描き始めることがある。得てしてこういう子はラクガキしない子である。
   ラクガキしないためパターンがない。だから、自由画では範囲が広すぎて、考えがまとまらないのであろう。
   テーマを与えて、範囲を限定してあげて、やっと何かが浮かぶ。
子供たちは、それぞれに適正がある。子供の想像力もマチマチである。

  さて、では子供の創造力とはいかなるものか?

創造力とは、何かを生み出す力である。想像力との違いは、想像力は何かを想像する力なので、どれだけイメージできるかに掛かっている。
   想像するのが苦手な子は、このイメージすることが苦手ということになる。現実的な思考を持つ子に多いのは、そのためであろう。

   こういった子が、絵を描き始めたとする。とりあえず何かアイデアが浮かび描き始める。描きながらここはこうしようと、また細かいアイデアを盛り込み、描きながらまた継ぎ足し絵を完成したとする。

   これが、創造力である。何かを生み出す時に発揮される力である

想像力だけでは、絵は完成しない。子供の最初のイメージは、単一アイデアのことが多いので、それをただ描いても、どこか物足りない。
   単一アイデアに細かいアイデアをいくつも継ぎ足して、膨らませて初めて、立派な絵になる。

   つまり、絵を描くためには、想像力と創造力の二つが必要になる。

子供たちを良く見ると、それぞれ得意分野があるようだ。苦手な所を指導する側がアドバイスしてあげればいい。全部をアドバイスする必要はないのである。

   想像力と創造力の両方を持っている子もいるが、大抵はそうではない。子供の絵の教室は、得意な所を伸ばす必要はない。それは本人が勝手に学習する。
   だから、苦手な所を補強してあげるのが、絵の教室の役割になる。

それでこそ、絵を習いに来ている価値がある。学校教育では決して得られない専門の教育である。

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