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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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ペン画の可能性 <高齢者のための絵画指導(入門編)> ‘08/9/24(水) |
ここでは、ペン画の可能性について述べましょう。
ペン画とワザワザ言うのには、理由があります。非常に細かい絵が描けるということです。 エッチングなどの版画も細かい絵が描けますが、道具が大変です。それで、細かい絵を描きたい人のために、ペン画となるわけです。
今は、文具も色々ありますので、ペンに近い細い線は、水性のマジックペンでも描けます。水性のマジックペンには、乾くと耐水性のものもありますので、着色も可能です。太さも、0.01ミリもあるようで、相当細いです。
本当は、便利さからいうと、マジックペンになりそうですが、ただ、欠点もあります。 先端の部分が、磨耗するとどうしても太くなる点です。 0.01ミリが、すぐ0.02ミリになってしまいます。それで、買い直しすると、結構高いものにつきます。
そのため、ここでは指しペンの話ということになります。
指しペンは、ご存知のようにペン軸とペンの簡単な組み合わせです。それにインクを付けて描きますが、ペンの先端が磨耗したら、新しいのと交換すれば済みます。 ペン先には、近年色々な種類がありますが、高くても100円以下でしょう。普通のものなら、50円ぐらいでしょうか。色々試してみることをお勧めします。
ご年配の方々なら、何度か経験されていることでしょう。指しペンにも簡単な要領がありますので、慣れていることに越したことはありません。
インクは、文章を書くようなインクでは、薄すぎです。文房具店で売っているのは、文章用が主だと思いますので、黒色だと画材屋さんで、真っ黒な黒(メーカーによってスペシャルブラックと名を付けているものがある)が、絵を描く上では適当です。 また、デザイン用のカラーインクも豊富にありますので、色を多彩に使うことも出来ます。 紙は、水彩などで着色しないのであれば、ケント紙などが丈夫です。すべりも良いですが、ただ、ケント紙は、水分を吸い込みませんので、インクが紙の上に溜まる状態のため、線が少し太ります。
この線の太りを嫌うのであれば、画用紙ということになります。画用紙は、インクを吸い込みますので、線は太らずシャープな線を得られます。 また、着色も出来るため、画用紙専用という人も、いるぐらいです。
さて、何を描くかです。
絵を描くわけですので、文章を描くのに慣れていても、要領は多少違ってきます。ペンは、横に線が引きづらいです、縦線が一番得意なのが普通です。そこで、グルグル絵を回しながら描くやり方があります。 まあ、それも慣れですので、自分の描きやすい描き方でいいです。
最初は、これも簡単なものが良いでしょう。簡単なものから、描き始めてください。 最近は、マッチ箱を見かける機会が余りありませんが、マッチ箱には絵が貼り付けてあります。あれが小さくて、描くのには丁度良さそうです。細く小さい絵が描けるのが、ペン画の魅力です。
身近にあるもので、色々描けそうなものを探して見て下さい。 ペン画、これもまた楽し。
ペン画の可能性に、レッツ・トライ!
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