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プロフィール |
Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。 画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。 「西船絵画教室アート21 アート21研究所」 http://www.art21japan.jp/
南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
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田屋の休日(日)<日記> ‘08/9/14(日) |
さて、夏の制作も終了し、今はホッと一息ついている。この夏ぐらい大変な思いをしたことはない。 実は、4月から準備を進めていた絵が、夏休みの最初の1週間で失敗したからである。これには、マイッた。日記にも書いたが、どんでん返しがあった。私の人生が終わったようなショックに、一時は呆然としたものである。 ここで、秋の展覧会の出品は一旦諦めたが、自宅に昨年描いた絵が1年間放置してあったのを思い出し、これに手を加えてなんとか出品した。
題を「沸騰する楕円」と名付けた。楕円がいくつも沸騰している絵である。 私は、このような楕円のパロデイーをいくつも描いている。1994年に描いた、「分裂する楕円」を始め、「溶け出した楕円」、「楕円の誕生-1」、「楕円の誕生-2」と、楕円を繰り返し描いてきた。 楕円が私の形のテーマである。他の形も描くが、いつの間にか楕円に戻っている。
というわけで、今回は、計算違いが生んだ面白い絵となった。 私は、この絵を気に入っている。今では、最初の絵を失敗した自分の未熟さに感謝している。長く絵を描いていると、こんなこともある。
さて、今回の絵をご欄になりたい方は、六本木までお越し願いたい。 国立新美術館で催される「新制作展」(9/17日(水)~9/29日(月)まで、24日は休館)で、見ることが出来ます。 感想など、コメントして戴けたら、幸いです。
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