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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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せかす効果 <キッズコース> ‘08/4/24(木)
   子供教室には、指導上の色々なテクニックがある。せかすことも、時には必要である。

   何より子供たちは、のんびり構えていることが、多い。せかすことによって、集中力を高めるのである。
   
   例えば、「水彩の日」というメニューがある。これは、水彩絵具を練習する日であり、スケッチブックに下絵なしで、いきなり描いて良いと言っている。
   3枚ぐらいを目標としているので、下絵を描いていると、3枚は描けない。もちろん枚数ではなく、1枚でも丁寧に描けば、それでいいのだが、そういう子は少ない。
  
   で、「はい!始め」の号令とともに描き始める。鉛筆で下絵を描いている子もいるが、いきなり描く子の絵は、活き活きとしているので、それも一つの狙いではある。
   「あと、30分!」とせかし始める。この手の作業は、1時間がいいところである。それ以上続けてもダラける。それで30分経過したところで、尻を叩く。

   鉛筆でのんびり描いている子も慌て出す。
「あと、15分!」、「あと、10分」、「はい、そこまで」「このまま、続けたい子はいる?」

   続けたい子には、時間まで続けさせる。しかし、練習なので途中でも時間がくれば、終了する。
   1時間で終了した子は、残り30分、以前やった工作の続きとか、描きかけの絵とか、自由に選択させる。

   最近、どの作業も1時間ビッチリ集中すれば、残り30分は自由にさせても、良いのではないかと、考え始めている。
   その日の、授業メニューは、私が勝手に考えて提供する。曜日曜日で、子供たちの傾向が違うし、嗜好も、騒ぎ方も、ダラけ方も、全て違うので、授業メニューの順番通りにはやるが、様子を見ながらでないと、上手くやってくれない。だから、1時間30分を作業時間と考えると長すぎるのである。

   それで、1時間を一つの区切りとして、続けられる子と続けられない子とに分けてしまう考え方が出てくる。
   続けられる子は問題ないが、大半の続けられない子は、1時間やったのだから良しとしようと考えることが、正解ではないかと思い始めた。

   1時間30分ダラダラやられて、その都度私が注意し、怒り、時には、ラップの芯(昨年夏に書いたエピソード)で叩いていたが、どうも非効率的である。

   同じせかすなら、1時間のほうが効率はいい。子供たちも1時間なら何とか持ちそうだし、作業を開始して、30分はすぐ経ってしまう。そこで、残り30分といえば、さすがに頑張る。

   せかす効果は、時間が短いほど効果がある。1時間だけ集中させるほうが、結局効率が良い。

   そこで、こんな話を思い出した。

ある時、私はバスに乗っていた。
   バスの中は近くにある女子高の生徒で溢れかえっていた。バスがその女子高前の停留所に着いたので、前部のドアが開く。
   前のほうから順番に降りていくが、この降り方が、なんともダラけている。ダラダラ、ダラダラと見ているだけでイライラするような降り方である。この調子で降りられては、全員が降りるのに何分掛かるやら。

   私以上にイライラしたのは、運転手さんであろう。バスは時間で動いているので、その心中いかばかりか。
   とうとう、運転手さんが、切れてしまった。バスのドアを閉めてしまったのである。

   「エッエー!!!」の大合唱が起こった。それから、ドアが開いた。

それからが早かった。アッという間に、全員が降りた。皆、定期なので、その気になれば早い。運転手さんが頭に来てやったことであろうが、見事に的を得てしまった。

   そこで、教訓。時間と頭は使いようである。時にはせかすこと。それが、正解!

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