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アート21教室日記
田屋優・・・・・・画家、現代美術作家  西船橋の絵画教室、研究所主宰               (掲載内容の無断転用禁止)
プロフィール

田屋優

Author:田屋優
「絵の多角的分析」を研究テーマに、様々な角度から見た絵の本質を分析解説する。
  画家・彫刻家、田谷映周を師匠とし、兄弟弟子に画家・彫刻家、田谷安都子。 自身の弟子に橋崎弘昭、大野まみ、萩原正子。
 
「西船絵画教室アート21
 アート21研究所」
http://www.art21japan.jp/

 南船橋ビビットスクエア・カルチャースクール絵画部講師、ウエルピア市川絵画部講師、カーサ・デ・かんぽ浦安絵画部講師、NONSTOP会員。
  

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長20メートル以上の巻き絵 <キッズコース> ‘08/3/21(金)
   今年の秋に、恒例のキッズの教室展があった。

旧教室での催し物であるが、キッズは、大人教室と比較にならないほどの作品の量である。軽く300点は超える。
   それだけの量は、全部は飾れない。旧教室の壁、窓(ブラインドを下ろし、紙を貼って、絵を貼り付けた)、イーゼルに立てた板、そして天井と、貼れるところに貼った。残りは、山積みである。

   また、演出も必要である。絵を描いた置き傘なんかは、天井から吊るしたので、装飾が立体的になる代わりに、歩くには、すこぶる邪魔である。

   絵の話になるが、「上を押さえよ」という考え方がある。これは、画面上部を華やかにすると、全体が華やいで見えるということ。クリスマスの時など、デパートや商店街など、上からの吊るしものが多いが、こういった効果を狙っているのである。

   以前、杉並区の阿佐ヶ谷に住んでいたが、夏の催し物に「七夕祭り」があった。仙台の七夕にあやかったものであるが、パールセンターという長い商店街の天井から、これでもかというぐらい、催し物の恩恵がぶら下がっている。下では、安売り、出店、イベントと商店街各店の意気込みが並び、賑やかさを演出している。

   もし、この商店街に天井がなかったら、単なる縁日になってしまう。安売りと金魚すくい、コンビニの出店のような、焼いたフランク、エトセトラ、エトセトラ・・・・

   賑やかさを演出するのに、上は、非常に大事である。たとえ通行の邪魔になったとしてもである。

   わがキッズコース教室展も、同様。上に何か演出をしたいのであるが、ものがない。傘がせいぜいである。

   教室展も真近に迫ったある日、土曜教室のK君が、家で作ったという作品を持ってきた。これが、すごかった。ノートをつなぎにつないで、約二十メートル(おそらく)。絵がビッシリ描かれた巻き絵である。横に長いのは、ビル、家などが果てしなく続いている架空都市を描いたためである。

   初め、友達と描いていたらしいが、その友達も根を上げ、後はK君がセッセと描いたらしい。
   残念なことに、長すぎて私も全部は見てない。公園にでも行って広げないと、全体は見れない。全体を見れない力作である。スケールが大きい。

   早速、教室展の出品を要請、言うに及ばず上に飾るためである。蛇が、のた打ち回っているようなに幾重にも垂れ下げて展示した。お蔭で、上を押さえることが出来た。

   教室展入場者たちは、単なる装飾と思っているらしく、邪魔そうに避けながら、見て回る。私の説明で初めて驚くといった具合であった。

   K君は、小学3年生の男の子。どういういきさつで、この巨大な作品を作る気になったか、聞き忘れたが、初めは何の気なしに始めたのであろう。それが、足していって、足していって、ついには、巨大な巻き絵になってしまったのであろう。

   小学生の時の、こういう力作は、思い出に残る。教室展は終わってしまったが、私の記憶にも、今も、驚きとともに残っている。

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